history for peace’s blog

このブログでは、history for peace がイベントのお知らせや活動報告を随時配信していきます。

【5/7開催】<読書会>ラーゲリの女たち -Women in Siberia-

太平洋戦争終結後、60万人もの日本兵や民間人が旧ソ連に連行された「シベリア抑留」。 そこに女性たちもいたことをご存知でしょうか? その多くは無事帰国しましたが、収容所で出産を経験したり、旧ソ連の女性たちと親しくなったり、またはそのまま定住した…

【開催報告】ワークショップ『絵本 おこりじぞう』朗読で考える平和教育 2022.03.27

広島の原爆を描いた『絵本 おこりじぞう』。 今回のイベントでは、戦後日本の平和教育において重要な役割を果たしてきたこの物語を教材に、絵本の朗読を通して子どもたちと戦争と平和をどう伝えていくのかなどを、挿絵を描かれた故・四國五郎さんのご長男・…

【参加者募集】ワークショップ 『絵本 おこりじぞう』朗読で考える平和教育

【3月27日開催】ワークショップ 『絵本 おこりじぞう』朗読で考える平和教育

【開催報告】継承カフェ特別編 女性たちの77年~日本軍「慰安婦」を訪ねて~

これまで『継承カフェ』では、戦争を体験していない世代がどのように戦争体験の継承をしていくべきかという趣旨のもと、イベントを行ってきました。 今回は『継承カフェ特別編』として、日本軍「慰安婦」について実際に被害に遭われた女性たちへ聞き取り活動…

【1月15日開催】継承カフェ特別編 女性たちの77年~日本軍「慰安婦」を訪ねて~

【1月15日開催】継承カフェ特別編 女性たちの77年~日本軍「慰安婦」を訪ねて~

【開催報告】『戦没者慰霊碑巡り』の著者にきく〜レイテ島・ルソン島〜

これまで『継承カフェ』を中心に戦争を体験していない若い世代にどのように戦争体験の継承をしていくべきかという趣旨のもと、イベントを行ってきましたが 去る2021年10月17日、また違った角度から『戦争』について活動をされている方をお招きして開催しまし…

【保存版】親族の軍歴や足取りを調べる方法

「太平洋戦争で戦死したおじいさんについて知りたい」 「叔父が戦争に行っていたらしいけれど、話を聞く前に亡くなってしまった」 「遺品の整理をしていたら戦地からの手紙が出てきた」 きっかけは様々ですが、先の大戦へ従軍された方のご親族が軍歴を調べて…

名のない遺影〜南方に散った親族を探す旅〜前編

日本の古い家屋の仏間には、よく軍服姿の兵隊さんの遺影が飾られている。でも、その人が誰なのか、いつどこで亡くなったのか、何も知らない――心当たりのある方も多いのではないだろうか? 工藤真利江さん(秋田県在住)の実家には、そんな遺影が二葉あった。…

名のない遺影〜南方に散った親族を探す旅〜後編

打川菊治さん、與市さん兄弟 太平洋戦争で戦死した二人の大伯父(打川菊治さん、與市さん)の軍歴証明書を取り寄せた工藤真利江さん(秋田県在住)。 菊治さんの記録は詳細だった。 1942(昭和17)年2月に現役兵として陸軍歩兵第117連隊の補充隊に入営し、そ…

【参加者募集】『戦没者慰霊碑巡り』の著者にきく〜レイテ島・ルソン島〜

太平洋戦争末期、フィリピン戦線に送られた日本兵は約53万人。うち、戦死、戦病死者は51万8千余(1975年推定数)にものぼります。 戦後、島内各地に戦友会や遺族により慰霊碑が建立されました。しかし、その多くが台風による破損・消失、または管理不十…

【開催報告】継承カフェ 夏休み&終戦記念日スペシャル 〜身近な人の戦争体験をシェアしてみよう〜

戦後76年を迎えた現在、戦争体験者から直接お話しを聞く機会は年々減っています。当事者がいなくなる日が近づいている今、戦争体験を継承していくために私たちにできることはなんでしょう?history for peaceでは昨年から『継承カフェ』と題した、戦争を体験…

【聞き手募集】継承カフェ 夏休み&終戦記念日スペシャル 〜身近な人の戦争体験をシェアしてみよう〜

「戦時中、おじいちゃんは飛行機のパイロットだったそうです」「おばあちゃんは空襲を逃げ延びたと言っていました」「戦死したおじさんについて調べていたら、こんなことがわかりました」 いろんな人が親族から聞いたり、調べたりした戦争体験を聞いてみませ…

【話し手募集】継承カフェ 夏休み&終戦記念日スペシャル 〜身近な人の戦争体験をシェアしてみよう〜(2021年8月14日開催)

おじいさん、おばあさん、ひいおじいさんなど、あなたの身近に戦争体験を持っている方はいませんか? 戦後76年を迎えた現在、戦争体験者から直接お話しを聞く機会は年々減っています。当事者がいなくなる日が近づいている今、戦争体験を継承していくために私…

【開催報告】継承カフェ〜みんなが聴いた戦争体験〜Vol.4

これまでに3回、「オンラインで話してみよう〜みんなが“聞いた“戦争体験」を開催したところ、大変好評だったため、去る5月2日(日)、第4回を開催しました。加えて、第4回からイベント名を変更し、「継承カフェ〜みんなが聴いた戦争体験〜」としました。 本…

【満員御礼】継承カフェ~みんなが聴いた戦争体験~Vol.4(2021年5月2日開催)

※本イベントは定員に達したため、受付を終了させて頂きました。たくさんのお申込みどうもありがとうございました。 「戦時中、おじいちゃんは飛行機のパイロットだったそうです」 「おばあちゃんは空襲を逃げ延びたと言っていました」 「戦死したおじさんに…

【体験談】回天特攻訓練を受けた兵士の自分史

予科練に志願 私は大正十五(一九二六)年十一月四日佐賀県杵島郡白石町に男五人女三人兄姉弟の四男として生まれました。父は身体が弱かったので農家の畑仕事には向かないと、旧制熊本第五高等学校から東京帝国大学を卒業して教員となりました。 「男の子は…

開催報告】オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験 Vol.3~(2021年3月21日開催)

これまでに2回、「オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験」を開催したところ、大変好評だったため、去る3月21日(日)、第3回目となる「オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験」を開催しました。 前回まではご希望のお話を選択…

【参加者募集】オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験 Vol.3~(2021年3月21日開催)

「戦時中、おじいちゃんは飛行機のパイロットだったそうです」「おばあちゃんは空襲を逃げ延びたと言っていました」「戦死したおじさんについて調べていたら、こんなことがわかりました」いろんな人が親族から聞いたり、調べたりした戦争体験を聞いてみませ…

【開催報告】オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験 Vol.2~(2021年1月31日開催)

昨年11月21日に「オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験」を開催したところ、大変好評だったため、去る1月31日(日)、第2回目となる「オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験」を開催しました。 第1回は申込時に親族の体験談の…

【映画】金陵十三釵(きんりょうじゅうさんさ)/南京事件を描いた美しき大作

『金陵十三釵』(きんりょうじゅうさんさ、英語題:The Flowers Of War)は、2011年公開の中国映画。張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品。今回、中国からの留学生スタッフが、この映画を紹介します。 南京事件を題材としたフィクション作品で、中国映画史上…

【参加者募集】オンラインで話してみよう~みんなが“聞いた”戦争体験 Vol.2~(2021年1月31日開催)

「戦時中、おじいちゃんは飛行機のパイロットだったそうです」 「おばあちゃんは空襲を逃げ延びたと言っていました」 「戦死したおじさんについて調べていたら、こんなことがわかりました」 いろんな人が親族から聞いたり、調べたりした戦争体験を聞いてみま…

【開催報告】オンラインで話してみよう ~わたしが“聞いた”戦争体験~(2020年11月21日開催)

2020年11月21日、history for peaceとしては初めてのオンラインイベントを行いました。参加者は10代から50代までの10名。非戦争体験者による戦争体験のトーク会という新しい試みです。 〈企画の背景〉 終戦から75年が経ち、実際に戦争を体験した方から直接お…

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(3/3)戦後の苦難のあゆみ

(出典(a)) 生活苦で自殺者まで出た出所後 ―1956(昭和31)年10月に巣鴨を出所されたとのことですが、その後の生活はいかがでしたか。 先に巣鴨を出た朝鮮人元戦犯の仲間たちは、軍服1着と700~800円(現在の価値でおよそ5,800円~6,600円)を支給された…

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(2/3)戦犯裁判、そして死刑宣告へ

帰国途中に引き戻され、死刑宣告を受ける ―敗戦後はどのように戦犯となったのでしょうか? 終戦はバンコクで迎えました。連合軍に逮捕され、バンコク郊外の刑務所に収容されました。その後シンガポールの「チャンギ―刑務所」へ送られることになりました。チ…

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(1/3)生まれから終戦まで

太平洋戦争当時、日本の統治下にあった朝鮮半島の人々は、日本の軍事行動に協力を求められました。しかし、戦後の対応は日本人と区別され、不条理と言わざるを得ない境遇に置かれてきました。今回、94歳となる李鶴来(イ・ハンネ)さんにお話を伺いました。 …

【開催報告】<見る・歩く・話す>どう残す?戦争の記憶 ~東京大空襲をもとに考える~(2020年2月2日開催)

2020年2月2日、<見る・歩く・話す>どう残す?戦争の記憶 ~東京大空襲をもとに考える~を開催しました。 10代から70代までの16名にご参加頂きました。そのうち14名が高校生、大学生、社会人の10代~20代の方でした。 開催概要はこちら⇒ 【満員御礼】<見る…

【満員御礼】<見る・歩く・話す>どう残す?戦争の記憶 ~東京大空襲をもとに考える~ 2020年2月2日開催

※定員に達したため受付を終了させて頂きました。たくさんのお申込みどうもありがとうございました。 終戦から75年の節目となる今年。あの戦争の惨状を直接語ることのできる人も少なくなり、戦争の記憶をどう伝えていくべきか、今問われています。 3月10日の…

【体験談】ラバウルとマニラ。壮絶な戦場を体験された二人のお話

こんにちは。histoy for peaceです。愛知県に住む方より、二人の叔父様の戦争体験が送られてきました。手書きの便せんで送られてきた、生々しい戦争の体験。ぜひ多くの方に知ってもらいたいので、ご紹介します。 私の二人の叔父の話をします。叔父たちにはも…

【横浜空襲】焼夷爆弾が家に直撃-13歳が体験した「横浜大空襲」(2/2)

焼夷爆弾(しょういばくだん)が家に直撃 -そうだったんですね。空襲はどのようなものだったのでしょうか? これは戦後調べて分かったんですが、横浜の空襲では、サイパン島から大型爆撃機B-29が500機、硫黄島から援護(えんご)をするP-51という戦闘機が20…

【横浜空襲】入学してすぐに中学校が焼けてしまった-13歳が体験した「横浜大空襲」(1/2)

今はカップルや家族連れでにぎわう横浜・山下公園。その前で、横浜港を見渡すように佇む風格あるホテル「ホテルニューグランド」の取締役 野村弘光さんは、悲惨な戦争を体験された一人です。野村さんの戦争体験を伺いました。 天秤かついで物を売りに来た193…