history for peace’s blog

このブログでは、history for peace がイベントのお知らせや活動報告を随時配信していきます。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(3/3)戦後の苦難のあゆみ

(出典(a)) 生活苦で自殺者まで出た出所後 ―1956(昭和31)年10月に巣鴨を出所されたとのことですが、その後の生活はいかがでしたか。 先に巣鴨を出た朝鮮人元戦犯の仲間たちは、軍服1着と700~800円(現在の価値でおよそ5,800円~6,600円)を支給された…

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(2/3)戦犯裁判、そして死刑宣告へ

帰国途中に引き戻され、死刑宣告を受ける ―敗戦後はどのように戦犯となったのでしょうか? 終戦はバンコクで迎えました。連合軍に逮捕され、バンコク郊外の刑務所に収容されました。その後シンガポールの「チャンギ―刑務所」へ送られることになりました。チ…

戦争責任を肩代わりさせられたまま75年ー韓国人元BC級戦犯が語る不条理(1/3)生まれから終戦まで

太平洋戦争当時、日本の統治下にあった朝鮮半島の人々は、日本の軍事行動に協力を求められました。しかし、戦後の対応は日本人と区別され、不条理と言わざるを得ない境遇に置かれてきました。今回、94歳となる李鶴来(イ・ハンネ)さんにお話を伺いました。 …